お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

東照宮三神庫(日光の社寺)

2018年02月28日 | 🌏日本世界遺産紀行

日光東照宮中殿にある建屋。勿論、国重要文化財。上神庫・中神庫・下神庫を総称して
三神庫とされる。この中に春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束
類が収納されている。上神庫屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻もある。

参照同じエリアにある正面景観の「日光東照宮」 

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御宝塔(世界遺産日光社寺)

2018年02月27日 |  🏰城郭史跡探訪

  御宝塔は徳川家康公の奥都城である。御宝塔下に徳川家康公が埋葬されている。
  古代エジプトから近代まで封建時代の権力者が作るのがこのような死後の御陵
  最高権力者は最高の埋葬を望むのである。結果最高の技術が伝承する効果有り。

  Power:男体山から男子エネルギー、女峰山からは女神エネルギーが交錯して
      あらたな超絶エネルギーを生み出すのがこの日光東照宮御宝塔の地で、
      御宝塔に日本最強の神が宿るこの地は日本最強のパワーゾーンと認定。

  参照徳川家康公 像(駿府城公園)

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東照宮鋳抜門(日光の社寺)

2018年02月26日 | 🌏日本世界遺産紀行

日光東照宮の奥宮を更に回り込むと徳川家康公御宝塔(墓所)の区画にでる。
玉砂利が敷かれ、石柵塀に囲まれた敷地への入り口がこの鋳抜門門に最後の
警護の狛犬が一対。
流石に出入禁止。御宝塔を観ながら周囲を巡る事が出来る

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東照宮奥宮(日光の社寺)

2018年02月25日 | 🌏日本世界遺産紀行

  丹念に積み上げられた石段は陽明門に至るまでは、遠近法で奥行きがある様に積み上げら
  れ段数は275も有る。奥宮にはさら207段を登り切ると日光山の高みの奥宮拝殿に至る。
  息が上った頃辿り着く。近世日本史の中心に居たといっていい徳川家康公がこの先に眠る。

  解説:この奥宮拝殿も国の重要文化財。奥宮拝殿には歴代将軍しか参内が許されなかった。
     時代劇で見られる様、将軍家が大名行列を組んでしか入ることが出来なかったこと
     を考えればこの地を歩ける現代の自由解放を味わいたい。そして、ジワジワと格差
     社会が拡がりつつあるいまだからこそ、特権階級とは何かを考えるいい機会だろう。

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御遺訓(世界遺産日光社寺)

2018年02月20日 | 💖 感動 ‼ 東日本..

日光東照宮拝殿から奥宮への回廊(階段)途中に木札がたっていた。
木片には東照宮(徳川家康)遺訓と記されていた。戦乱下にあって
日本国天下統一を果たした家康公の平和への想いが記されている。

     御遺訓人の一生は重荷を負うて
         遠き道を行くが如し
         急ぐべからず

解説:およそ天下を手中にした天下人の言葉とは思えない。
   苦労して人生も終盤で天下を統一した家康ならでは
   の「遺訓」とも思える。現代社会にも通じる名言だ。

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東照宮社殿甍(日光の社寺)

2018年02月19日 | 🌏日本世界遺産紀行

映像:夕暮れの日光東照宮。平成大修工事竣工で甍波が眩い(2017.11.27)

り猫の下を通り、徳川家康の墓標へ向かう途中後ろを振り返る。
綺麗に復元された東照宮の屋波が観える。世界
文化遺産の貫禄を
見渡すことができた瞬間。日光の森の中に極上の建築文化がある。

社格:別格官弊社(総本社) 祭神徳川家康(東照大権現様式:権現造(本殿)
指定:国宝(本殿、陽明門他8)、重要文化財(上社務所 他工芸品含44)
   世界文化遺産(日光の社寺)国史跡(日光山内)

参照日光東照宮の豪華絢爛な「陽明門」

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眠り猫(世界遺産日光社寺)

2018年02月18日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

映像:平成大修理で見事に彩色復元された左甚五郎作「眠り猫」の彫刻。

まるで生きていて、今にもネズミを追いかけそうな猫と言われた彫刻。
これは名工:左甚五郎の作徳川家康が眠る奥宮へ向かう坂下門の東
回廊軒下に鎮座。猫の裏側透かしに生きている様な雀が彫られている。

解説眠り猫は踏ん張っているようにも見え祭神徳川家康を護る為
   寝ていると見せ掛けいつでも飛びかかれる姿勢をしているとも
   いわれているが裏で雀が舞っていても
も寝るほどの平和」を
   象徴しているともいわれる。是非、裏の雀彫刻も鑑賞されたい。
指定国宝日光を浴びうたたねをしているところから「日光」に因む

参照現代の本物の眠り猫「合歓の猫(秋田県にかほ市象潟海岸)」

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陽明門狛犬(日光の社寺)

2018年02月17日 | 💖 感動 ‼ 東日本..

陽明門の狛犬は滋賀県の大宝神社が所蔵する国宝(現在は重文)の狛犬を模して、
大正5年に製作された。陽明門の狛犬は角が付いていないので、唐獅子とされる。
陽明門は4年の歳月と12億円を掛けて修復され、この狛犬も又輝きを取り戻した

感想:様々神社仏閣を訪問観察したがこの様な黄金の狛犬は日光東照宮で初めて
   見聞す。江戸時代の平穏と文化の発展が凝縮された一品ともいえるだろう。

参照:①日光東照宮の豪華絢爛な「陽明門」  ②陽明門天井画「狩野探幽作 上り龍」

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東門雪景色(雪燈籠まつり30)

2018年02月16日 |  🏯弘前城址探訪

   ≪ 速報:弘前城址 弘前城雪燈籠まつり30  2018.2.11 

平成30年の弘前城雪燈籠まつりは2月12日四日間の会期を終了した。天候のせい
もあって、雪像の出来も悪く、大雪像もプロジェクトマッピング頼りで貧相なので
これ以上の魅力も感じられなく、途中で東門(弘前城の現存五門の内の一つ)から
退城した。本日入城時は正面の追手門だったが、今日は趣向を変えてここから出た

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市役所大雪像(雪燈籠まつり30)

2018年02月15日 |  🌸弘前感交劇場 .

速報:弘前城址 弘前市役所大雪像 弘前城雪燈籠まつり30 2018.2.11

今年の「大雪像」のテーマは弘前市役所だ。今年は25万人の人出。いつからか大雪
像が版画の様に板状の雪渓を刻み込んだものになり立体性を欠く様になった。雪像
製作の安全性、プロジェクトマッピング効果など色々理由があるだろうが物寂しい

所感:今年は雪像がなにやら寂しい感じたのは筆者だけだろうか。大雪像もカマ
ボコ型が定着しプロジェクトマッピングが主で素朴さが薄れて来たのが残念だ。市
民参加の雪像ももう少し工夫をもできないか。主催者の企画力が試される時が来た。

検証:雪祭りといえば北海道さっぽろ雪まつりを想起、今年の人出254万人だった。
つまり弘前城雪燈籠まつりの10倍の観客。逆にいうと弘前城はさっぽろ雪まつりの
一割の人出を集めたわけである。しかし大雪像は札幌の十分の一にも達していない
カマボコ状の雪形を雪像といえるかプロジェクトマッピングと切離し考察せよ

参照最も期待したのにガッカリした雪像:弘前城天守閣(2016年)
参照期待もしなかったが、最も感動した雪像:弘前教会(2013年)

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天守閣雪舞(雪燈籠まつり30)

2018年02月14日 |  🌸弘前感交劇場 .

速報:弘前城址 弘前城雪燈籠まつり30 2018.2.11

今年も大好きな弘前城の冬の祭、弘前城雪燈篭まつりを楽しんだ。前日の
雨模様とは打って変わって極寒の夜。注意深くみると、市民が作った雪像
の多くが傾いている。この寒暖の差が異常気象の現れだが天守閣は不変だ。

鑑賞:画像の白い点々は降る雪。弘前城はいつでもどんな時でも心の故郷
参照2014年の弘前城雪燈籠まつりの天守閣

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昇り龍(世界遺産日光社寺)

2018年02月13日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

日光東照宮の陽明門天井には二体の龍の絵がある。その内の昇龍である。
今から400年前狩野探幽の作とされるが、原画は朽ち1969年に日本画家
羽石光志画伯が模写復元。傷みが激しかったが今回見事に再復元された。

解説:見事に復元された訳には、1969年に手掛けた羽石光志画伯の下絵
   と、復元画のフィルムが残っていたからという。しかし、復元後
   僅か50年程度で傷みが激しいのには加速度的な環境汚染が指摘
   れている。なお400年前の原画は宝物殿に保存されているという。

参照日光東照宮の豪華絢爛な「陽明門」

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陽明門(世界遺産日光社寺)

2018年02月12日 |  💖日本感動絶景紀行

映像:夕方で光が薄いのに潸然と輝く陽明門(世界文化遺産日光東照宮)

2017年3月10日に平成大修理の最高峰である陽明門が竣工した。
訪問時には柱に保護白布をしていたが、2017年12月25日に撤去
往時の陽明門が復元された。恐らく、日本一美しい楼門だろう。

解説:陽明門には四面500以上の彫刻がほどこされ、一日中眺め
   ていても飽きないことから別名「日暮の門」ともいわれる。
位置:陽明門は北極星を真後ろに真南を向いて立つ。朝陽を受け
   て輝き始め正面に太陽が射すと絢爛となり夕陽でクライマックス。

参照日光東照宮(栃木県日光市)

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三猿(世界遺産日光社寺)

2018年02月11日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

映像:40年振りの平成大修理で見事往時の彩色に復元された「三猿」の彫刻

作者は不明だが左甚五郎だともいわれる。東照宮境内の馬屋の欄間に細工
日本で一番有名な「猿の彫刻」。日光山参詣で必ず鑑賞されるものだろう。
細工よりは三匹の猿「見ざる・言わざる・聞かざる」教訓的由縁で有名

解説目・口・耳をふさぐ猿は幼年期の猿とされる。幼いうちは純真で周
   りの影響を受けやすい。だから世の、悪いことは見聞きせずに、悪
   い言葉を使わせずに良い物だけ与えよという教訓が込められている。
   又、古来、猿は馬の守り神とされて、厩舎に彫り込まれたのだろう。
   更に股間を抑え「行わざる」の四匹目の教訓猿が居るとの伝説も・・・。
参照北限の猿(青森県湯野川温泉)     白 猿(山形県白布温泉)
   白神の猿(世界遺産白神山地)        白山猿(石川県中宮温泉)

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日光東照宮(栃木県日光市)

2018年02月10日 |  ⛩ 神社教会探訪

映像:夕暮れの日光東照宮。平成大修理一期二次工事竣工で眩い(2017.11.27)

日光東照宮
は43年振りの大改修が竣工した。今回の温泉探査主要目的地
でもあった。江戸幕府265年の栄華を築いた徳川家康を祀る神社の豪奢
な装飾を確認したかった。また、世界遺産認定後初めての参拝でもあった。

社格:別格官弊社(総本社)  祭神徳川家康(東照大権現)様式:権現造(本殿)
指定:国宝(本殿、陽明門他8)、重要文化財(上社務所他、工芸品含44)
   世界文化遺産(日光の社寺)、国史跡(日光山内一円)

参照:筆者が参拝した武将・武人・学神が祀られている神社(北から順に)
   義経神社北海道)  高照神社青森県)  上杉神社山形県)
   戸沢神社山形県)  居合神社山形県)  真田神社長野県)
   武田神社山梨県)  湯島天神東京都)  護王神社京都府)
   北野天満宮(京都府)    大宰府天満宮(福岡県)
   

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