お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

旧渋民尋常高等小学校(岩手県)

2015年06月30日 |  💖日本感動絶景紀行

映像:石川啄木記念館敷地内に移築保存されている渋民尋常小学校と啄木像

明治初期に作られ、岩手県でもっとも古い学校建築物ともされ、この小学校に
石川啄木も通学し、その後代用教員として希望に燃えた教員生活を送る筈だっ
たが、校長と合わず代用教員を辞した。しかし熱心に児童を指導した良き時代

この小学校を題材に石川啄木が歌った短歌

『 その昔 小学校の柾屋根に我が投げし鞠 いかにかなりけむ 』

又、代用教員時代を題材に小説『雲は天才である』も書いている。教え子の
前途に期待する気持ちと、当時の同僚(校長等)との意見の相違が交錯する。

参照石川啄木(哀惜の歌人)探訪紀行

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道東の四季 春(舟越保武)

2015年06月29日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

映像:岩手県立美術館を出る人びとを優しく見送る美人像(舟越保武作)

岩手県立美術館の最後は、郷土の偉大な彫刻家舟越保武による女性の像
不思議な出会いである。筆者が失意の時間を過ごした釧路川幣舞橋欄干
の四季の像の一つだった
。つまりこの美術館以前にこの像に対面してた。

物語は続く。釧路を何度か訪れたのは石川啄木の歌碑に感動したからだ。
何ヶ月も住まない街なのに啄木の歌は強烈だ。その啄木の故郷が岩手県。
ブロンズ像作者舟越保武も岩手県を代表する芸術家。釧路で交差する魂

参照#①船越保武(美の伝導師)探訪紀行 ②釧路で感動歌碑 石川啄木歌碑

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長野駅(長野県北陸新幹線)

2015年06月28日 |   🚉駅港空港紀行

2015年6月。大人の休日切符を利用しての長野温泉探査
長野の友人とこの駅ビルの地下飲食街で交流。一頃長野
新幹線の最終駅も、今では北陸新幹線の中継駅となった。

記録:路線別一日平均乗車客(2015年)信越本線21,168人、
北陸新幹線7,738人、しなの鉄道3,305人、長野電鉄3,305人
発車:長野県歌「信濃の国」他

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千歳御門(前田家富山城)

2015年06月28日 |  🏰城郭史跡探訪

加賀百万石の前田家富山城の本丸(千歳御殿)の前にある門。現在の千歳御門は富山城の
唯一の創建当初の建造物。その作建築様式は三間薬医門といわれる格式の高い城門建築で
東大の赤門と同様とのこと。そいえば、赤門も加賀藩前田家の江戸屋敷跡の門構えである。

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富山駅(富山県 北陸新幹線)

2015年06月28日 |   🚉駅港空港紀行

北陸路富山市。背後に北アルプスを抱えるこの街になかなか
立ち寄る機会がない。今回北陸新幹線の開通に伴いようやく
途中下車を果たした。その目的は登山ではなく海の幸ゲット

記録:一日平均乗車人員23,352人
   (JR7901、あいの風11,371、富山地方鉄道4,078)

参照白エビ丼(JR富山駅富山マルシェ)

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光の回廊(岩手県立美術館)

2015年06月26日 |  💖日本感動絶景紀行

岩手県立美術館でのアート体験も終了に近い。
帰りはご覧のとおり光の輪を通り抜ける。こ
の瞬間今日の芸術空間が脳裏に刻み込まれる。

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三点展示(岩手県立美術館)

2015年06月25日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

地方美術館に於いては郷土の画家の作品が
展示されるブースがある。この三点絵画も
岩手県人の力作だ。また、美を発見である

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展示ホール(岩手県立美術)

2015年06月24日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

岩手県立美術館の中の撮影可能な空間にはいる。
美術館の多くは撮影禁止であるのはいうまでも
もないが記憶にとどめるにやはりカメラ撮影

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「R嬢 」大理石像 (船越保武)

2015年06月23日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

 岩手県立美術館の常設展に展示されている一品。この表情どこかで見たことがある。
 そう、秋田県田沢湖温泉郷の田沢湖辰子姫像。あれも船越保武の手になるブロンズ

 解説:大理石に見事に美人の顔を掘り込んだ秀作。船越保武は日本の
    大理石彫刻の第一人者
であるとの評価はこの初期作品で頷ける。

 参照辰子姫像(秋田県仙北市田沢湖)

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街の本 動坂(谷中安規展)

2015年06月22日 |  ✒芸術鑑賞 紀行
映像:岩手県立特別展:谷中安規展の代表的な作品(特別展は撮影禁止)
   映像は会場販売のポストカードより

大正末期~昭和初期ぎこちない時代の作品
この時期、大正ロマンという芸術風潮が勃興
抑圧されていく時代の鬱積した感情が凝縮
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「原の城」像(船越保武)

2015年06月19日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

岩手県立美術館のプレゼンスホールのブロンズ像群の一つ。
この作品は、当時のローマ法王にも称賛された逸品である。
痩せこけた農民兵の立像の中に秘められた怨念を感じ取る

解説:このブロンズ像の成り立ちは天草四郎で有名な3万
   7千人ともいえるキリシタンの虐殺現場長崎県島原
   原城址に立つ者はより鮮明に感応。筆者5月に訪問。

参照  原城址(島原半島)

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「聖セシリア」像(岩手県立美術館)

2015年06月18日 | 💖 感動 ‼ 東日本..

  岩手県立美術館に展示の船越保武のブロンズ像群の中で最も感動的なのがこ
  の「聖セシリア」。高村光太朗に影響され彫刻家になった船越の渾身の作品

  解説:およそブロンズ像は出来栄えが良いだけでは感動・評価はされない。
     作品から滲み出る気品、博愛、慈しみ、そして深い悲しみは観る者
     を感動させずにはおかないのだ。この一点で、美術館に入った価値。

  参照船越保武(美の伝導師)探訪紀行

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聖セシリア・聖マリアマグラダ(岩手県立美術館)

2015年06月17日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

映像:岩手県立美術館一階ホールに展示され宗教彫刻像の群像

地方の美術館の特色の一つが郷土出身作家による
芸術品の展示だ。青森県であれば、奈良美知による
あおもり犬
のように。ここは舟越保武の彫刻像である

所感:なんと清楚で慈愛に満ちた像であろうか。自らも
   キリスト信者である作者の深い信仰の心が観える。

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岩手県立美術館(盛岡市)

2015年06月16日 |  🚙東北縦断紀行 .

映像:岩手県立美術館、外観がなんとなく青森県立美術館に似ているが『似て非なり』

二戸から久し振りに盛岡市にやってきた。目的は岩手県立美術館。
筆者が頻繁に通った頃には岩手美術館はなかった。今日は特別展
谷中安規展を鑑賞。地方の美術館は中央の美術館に負けていない

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コラム執筆「観光振興」:読売新聞(経済天気図)

2015年06月12日 |  ✒執筆・調査・研究.

   読売新聞社の青森地方版に2011年5月から2015年6月まで経済コラムを執筆した。
   主に観光振興に因んでの執筆だが、持ち回りであったので年2回程の掲載で、回
   数は東日本大震災直後から北海道新幹線開通まで11回に及んだ。画像は最終原稿。

記録:2011.5~2015.6 読売新聞社青森地方版「経済天気図」タイトルと文末
回  観光振興その~晴から嵐、のち回復~ 震災打撃東北人の忍耐発揮を(2011.5
     「・・・風雪で鍛えられた東北人の忍耐と粘りを今こそ発揮して欲しいと願う」
回  観光振興その ~ゼロからのスタート~ 癒しと休息を提供       (2011.7
     「・・・震災で被害を受けた東北の観光地も再考すると信じている」
回  観光振興その ~「観光旅行」から「健康旅行」へ新しい潮流~
                        自然を体験健康作りの旅 2011.11
     「・・・実地指導などができる「健康体験ガイド」の育成が急がれる」
回  観光振興その ~温泉とエネルギー~ 地熱発電世界最先端を歩め  2012.6
     「・・・今ある温泉地、そして自然環境を守りながら、地熱利用の最先端を歩む
      ことが、技術力世界一の日本のあるべき姿ではないだろうか」
回  観光振興その ~祭のあと~ 新幹線北進見据え青函連携を    2012.10
     「・・・新たな広域観光の魅力づくり、観光ツールづくりが急務と考える」
回  観光振興その ~冬のおもてなし~ プラス思考で「雪」遊びPR   2013.3
     「・・・本州最北の銀世界での雪遊びに旅人は憧れる」
回  観光振興その ~夢の北海道新幹線~ 十和田湖 観光再生急げ    (2013.8
     「・・・十和田湖観光が元気になれば青森県の観光産業全体が元気になる・・・」
回  観光振興その ~北海道新幹線・津軽海峡広域観光交流加速を~
                        祭以外の「おもてなし」も   2014.1
     「・・・津軽海峡広域観光圏を構築し、互いに交流促進をすることが急務である」
回  観光振興その ~世界自然遺産白神山地・保存と活用について~
                      入山者数把握で環境保全を   2014.6
     「・・・納得性のある実質的な入り込み客数などを把握することが必要なのである」
回 「観光シーズンのわら焼き公害」           煙でかすむ「おもてなし」 2014.12
     「・・・当地の魅力を最大限に引き出す・それが「おもてなし」ではないのか」
十一回  観光振興              素材を生かして    (最終執筆 2015.6)
   「『観光物語』を作り上げる力が県民一人ひとりに備わることだ。さあ頑張ろう!」

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