映像:15年振りに訪れた寿司屋さん鮨大竹のヅケあぶりホッキ丼
歌人寺山修司ゆかりの街のご当地グルメが「ほっき丼」
砂浜の海岸線が北寄貝の好漁場の三沢市ならではの食
市内の飲食店提供のほっき丼の中では、絶品と考える。
食感:お寿司屋さんの提供丼なので、てっきり生で食すかと
思ったら、あぶった上に、漬けだ。生はやや癖が有る
のをお寿司屋さんならではの調理法で、格別美味しい。
参照#①筆者が全国温泉探査で味わった「日本列島丼ぶり紀行」
②北寄貝が水揚げされる三沢漁港に隣接する「三陸温泉」
寺山修司の文学碑が寺山修司記念館の裏山に設置されている。
米軍キャンプや小川原湖を望む所に建つ本型のモニュメント。
三沢市民の森の中で寺山お気に入りのビクター犬が見つめる。
碑文:寺山修司 短歌3首
『マッチ擦る つかのま海に 霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや』
『君のため 一つの声と われならん 失いし日を 歌わんために』
『一粒の 向日葵の種 まきしのみに 荒野をわれの 処女地と呼びき』
歌意:歌の文字一語一語が意味をなす。筆者の想いそのまま。
参照#寺山修司(前衛芸術家・歌人)探訪紀行
映像:寺山修司記念館常設展示の机の秘密の引出しを覗くと、この書が…
僕はポッケに文庫本を忍ばせていた。岩波文庫だ。チョットお堅い題名。
それは飾りにすぎない、目の前の女の娘が気になり文字なんて追えない。
そんな時このフレーズに出会った。そうだ!街に出て素の自分を探そう。
感動:この机の引き出しこそ、ドラえもんのどこでもドア状態の場所だ。
参照#寺山修司(前衛芸術家・歌人)探訪紀行
映像:寺山修司記念館の常設展示・秘密の机上に投影された歌詞
天井桟敷女優のカルメンマキが歌って大ヒットした曲。
深夜のラジオからこの曲が流れると思わず涙した青春。
寺山修司作詞、のちのパートナーとなる田中美知作曲。
歌詞:
『時には母の ない子の様に
黙って海を みつめて居たい
時には母の ない子の様に
ひとりで旅に でてみたい
だけど心は すぐかわる
母のない こになったなら
だれにも愛を はなせない…』
解説:この、どうしようもないやるせない詩と曲と歌、多くの人々の青春に、影を投げ掛けた
ヒット曲この年になって漸く気がついた。寺山修司のマザコンというか母と子の悲しくも切な
い関係。寺山は東京に母を招いてから地獄の様な日が続く。結婚は許してもらえず、新婚の夜
に外から石を投げられたり壮絶な親子愛だった。それでも母を傷つけまいとした寺山の哀しみ。
寺山を取り巻く女性…母、妻、愛人。そして夭折。それらは寺山修司の才能を阻害するもので
ない。人を愛し、いたわり、信じ駆け抜けた天才。この様にいつの世も芸術家には悲劇がある。
参照#寺山修司文学碑(青森県三沢市寺山修司記念館敷地内)
昭和を駆け抜けた天才の一人寺山修司。彼の記念館が三沢市郊外にある。
交通の不便なところだが、米軍キャンプが遠くに視え小川原湖が眼下に
開ける場所にある。館内は寺山ワールドが一時体験できる仕掛けで一杯。
映像:第9代八戸藩主南部信順(島津信順)の婿入り道具、島津家の紋章が鮮やかである。
歴史は不思議だ。NHK大河ドラマで有名な篤姫の里島津藩。幕末の南部藩主も又、島津家
の出身だった。つまり、篤姫とルーツは同じ。当時の南部鶴姫の婿養子に迎えられたのだ。
津軽の満天姫は徳川から輿入れ。ここでも幕末対立構図島津対徳川が見える。南部と津軽
は犬猿の仲で知られるが、この様な歴史的な対立構図が地域性も絡んで、一層複雑である。
映像:根城八戸市博物館に建つ南北朝時代の武者を思わせる銅像。
根城の城主南部師行公の銅像。本州果ての歴史もまた大河ドラマに
なる程雄大で縁深いものである。南部とは山梨県からの流れであり
南北朝時代まで遡り、浪岡の北畠氏との連携した壮大な歴史物語だ。
参照#南部師行が築城した根城城址
映像:史蹟根城の空間。大地と空、丘と木々は歴史の証人。
南部師行の居城だ。しかし、今の八戸の基礎を築いたのは
鎌倉時代に台頭した三戸南部氏。三戸、七戸、八戸、盛岡
南部藩は江戸時代を生き抜いていく。いにしえの歴史絵図。
城郭:連郭式平山城 城主:南部氏 家紋:南部鶴
石高:根城南部氏1万5500石 遺構:土塁、堀、井戸
指定:国史跡、日本百名城(指定5番)
速報:街中名湯入湯 映像:二槽と三槽の間に天を仰ぐ裸婦像がある
十和田市の大学通りにある街中温泉銭湯。建物は銭湯らしからぬ近代的。
しかし、浴場には源泉が惜しみなく注がれていた。確かな換水率なのだ。
昼というのにご近所のお年寄りがひっきりなしに訪れる。街中名湯発見。
【Data】 食塩泉 44.9℃ PH7.5 源泉:太素湯源泉
アフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した実在の日本人医師・柴田紘一郎の実話を
元に同じ長崎出身の歌手さだまさしが曲にした。その曲に惚れ込んだ大沢たかおの要
望でさだまさし(国学院法学部中退)が小説化し映画化に至った作品で大沢たかおの思
いの籠った作品はアフリカの大自然と溶け合った文字通り、雄大な人間物語となった。
出演:大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、藤谷文子、中村
久美、山崎一、宮田早苗、石橋蓮司 他
映想:ケニアで一か月余のロケした自然の雄大さと、この物語に共鳴した大沢たかお
の迫真の演技がひかる。俳優が演じる時演じる人物になりきるというが大沢は
は実在のボランティア医師になりきり、いや+大沢たかおで演じている印象だ。
記録:興行収益11.7憶円、主演大沢たかし、監督三池崇史、音楽・原作さだまさし
映像:空・海・入江・松・岩・砂・白波…夫々の素材が織りなす絶妙な景観
種差海岸は昔から風光明媚な海岸として、県内外から知られていた。
しかし2011.3.11東日本大震災で太平洋岸の甚大な被害からの復旧
を後押しする為平成25年5月2日に三陸復興国立公園と指定された。
指定:三陸復興国立公園、国名勝、天然記念物(ウミネコ繁殖地)、
日本の渚百選(大須賀海岸)、遊歩百選(種差海岸遊歩道)、
快水浴百選(白浜海水浴場)、日本白砂青松百選(種差海岸)
日本灯台50選(鮫角灯台)、日本の音風景百選(蕪島)
新観光地百選( 八戸市 )、美しい日本の歩きたくなる道500
参照#3.11東日本大震災視察記録 お湯の国日本:東日本大震災視察