お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

弘前城 (津軽藩)探訪紀行

2024年05月09日 | 📀歴史・社会・観光DB.

   弘前城の現存天守閣や国重要文化財など、貴重な城郭資産をまとめる(2019.9.20)
              映像:弘前城天守閣から眺望した桜満開時の下乗条橋景観
               (下記アンダーラインを🖱クリックすると、本ブログの探訪記録参照可)

       ① 大手門(弘前城正門:国重要文化財・・・南西面には弘前市役所庁舎)
       ② 内濠観光舟(三の丸石橋桟橋~辰巳櫓~杉の大橋~羊申櫓・・・往復)
       ③ 杉の大橋(内堀架橋:二の丸への橋・・・南内門の前面桝に位置する)
       ➃ 南内門(二の丸南門:国重要文化財・・・紅葉の撮影名所、羊申櫓側)
       ⑤ 桜ハート(二の丸:羊申櫓前・・・新しい観光スポットSNS人気発信)
       ⑥ 羊申櫓(二の丸羊申:国重要文化財・・・西側眼下には弘前工業高校)
       ⑦ 辰巳櫓(二の丸辰巳:国重要文化財・・・東側眼下には弘前城植物園)
       ⑧ 二ノ丸 御高覧所(騎馬武士団馬術の技量を城主が高覧する場所跡 ) 
       ⑨ 下乗橋(内堀木架橋:天守閣への橋・・・天守閣借景の撮影スポット)
       ⑩ 亀 石 (本丸虎口巨石:弘前城攻略の最後の難関となる本丸天守閣)
       ⑪ 鶴ノ松 (本丸虎口名木:弘前城随一の名木として天守ロードを飾る)
       ⑫ 天守閣(御 三 階 櫓:国重要文化財・・・国内現存十二天守閣のお城)
       ⑬ 旧天守台(大天守閣:本丸南西部五層御櫓・・・落雷で炎上崩落した)
       ⑭ 最長寿桜(東内門前:二の丸与力番所並び・・・推定年齢143年樹)
       ⑮ 与力番所(移築復元:東内門前・・・桜祭り茶会会場・日本最古の桜)
       ⑯ 東内門(二の丸東門:国重要文化財・・・ピクニック広場の城側入口)
       ⑰ 石 橋(東内門外橋:弘前城内で唯一の石橋・・・文化財級の古石橋)
       ⑱ 薬草園(弘前城植物園:藩政時代の薬草園・・・三の丸植物園とした)
       ⑲ 東 門三の丸東門:国重要文化財・・・東前面に弘前文化センター)
       丑寅櫓(二の丸丑寅:国重要文化財・・・東側外堀前に弘前中央高校)
       ㉑ 鷹丘橋(内堀木架橋:本丸から内北郭・・・藩主プライベートゾーン)
       波弥橋  (北の郭から殿様が忍びで・城下に出かける時の跳ね橋伝説)
       ㉓ 北 門(四の丸北門:国重要文化財・・・四の丸レクレーション広場)
       ㉔ 亀甲橋(外堀木架橋:四の丸へ・・・北側城下町には武家屋敷が現存)
        春陽橋(西濠木架橋:西濠ボート乗り場・・・桜のトンネル・遅咲桜)
       ㉖ 西濠ボート乗り場(桜のトンネルと西堀・・・桟橋から春陽橋超景観)
       ㉗ 一陽橋  (外濠木架橋:紺屋町から護国神社・四の丸へ抜けるに便利)
       ㉘ 藩祖像(津軽為信公:弘前文化センター・・・正門エントランス設置) 
       高照神社(津軽藩中興の祖と尊敬された、名君津軽信政を祀る神社)
       ㉚ 御仮屋御殿(碇ヶ関温泉郷:「関の庄温泉」西本陣・藩主湯浴みの地)
       ㉛ 御湯殿 (浅虫温泉郷: 「柳の湯津軽藩 本陣の宿にある殿様用浴殿)
       ㉜ 弘前城 トレッキング2021:弘前城一周GPS経路図 (大手門出着)
       ㉝ 弘前城 トレッキング2023:晩秋の弘前城一周 (弘前市民会館出着)

規模:総面積385,200㎡(参照年代:1676年11月)東京ドームグランド30個分相当である。
   因みに国宝松本城総面積390,000㎡は二の丸、本丸の92,700㎡しか現存していない。
城割本 丸・北之内郭・西之郭・・・城主居住空間、側室や御母堂などが住んでいたと推定
          防御   石垣内堀、蓮池、水路、岩木川(その後土地改良で現在は西濠)
   二之丸・・・親族(津軽大学、津軽平重郎、大道寺隼人(国家老)、杉山勘左衛門(石田三成子孫)
        防御   土塁内堀
   三之
・・・御評定場、縁族・重臣武家屋敷61棟、空家敷6棟、
        防御   土塁外堀、水路
   四之丸・・・御普請場、御作事場、御木材置場、幹部家臣団屋敷50棟、空家敷1棟、
        防御   土塁外堀、水路 
   五之丸・・・現民有地(馬屋、馬場、的場、星座、御紙漉所、幹部家来屋敷30棟,空家2棟)
        防御   土塁水路(北・東)、創建当時は岩木川で現在西濠(西・南・・・)
      ※弘前城西に付属施設として、馬屋、馬場、的場、星座、紙漉場、30武家が居住、
      幕府関連重要人物(柳川調興:家康や秀忠の小姓で流罪を命じられ弘前藩預かり)
      なども居留し、城郭に隣接して防御も完璧な一角を筆者は「五之丸」と位置づけた。
   大館舘・・・津軽藩の飛領地、信牧公はここに徳川に敗れた石田三成公の娘辰姫を側室とし
      てかくまった。当初は正室であったが、徳川家康に養女満天姫を正室に押付けら
      れ側室となる。(現在の群馬県太田市である、参勤交代の都度立ち寄ったと推察)
      因みに、辰姫の子供信義は満天姫が養子に迎えて三代目となり、名君信政公の父。
      更に辰姫の兄は杉山源吾と姓名を変えて仕え代々家老職継承。石田三成の血筋は
      北の大地に引き継がれた形となる。歴史ヒストリア摩訶不思議な人間模様である。
経緯:明治政府下では本丸御殿等は破却され、陸軍師団の基地などに転用され、その後も大学,
      陸上競技場、図書館、野球場など設置されたが多くは撤去されてほゞ往時の
      城割・空間が保存されている全国でも貴重な城郭とし知られている。現在、城内
      にある施設は弘前市民会館(管理棟)、弘前市立博物館、テニスコート、弘前城植
      物園、レクレーション広場等で市民の健康・文化・憩いの場所として親しまれる。

文芸:作家司馬遼太郎の「街道を行く―北のまほろば」では日本七名城の一つとして記述される。
   日本七名城とは、弘前城、丸岡城、備中松山城、松山城、丸亀城、宇和島城、高知城
   ことで、他に国宝五城松本、犬山、彦根、姫路、松江)で現存天守十二城を構成する。
指定国重要文化財、国史跡、現存十二天守、日本百名城、日本さくら名所百選、日本の歴史
   公園100選、日本の都市公園百選、人と自然が織りなす日本風景百選、日本三大桜名
   所、平成百景(お城のある風景)、江戸時代の建築物、ミシュラングリーンガイド 一つ星
参照#①日本の城郭探訪紀行 ②日本城門(史跡)探訪紀行日本戦国武将(英傑・女傑)探訪紀行

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久渡寺山 Ⅶ トレッキング

2024年05月09日 | 💿里山登山GPSD.

      山行速報久渡寺山 Ⅳトレッキング 立体GPS  【弘前市  2024.05.06
                  映像〇枠は山野草・ランドマークなどの撮影現場
      弘前市の里山:久渡寺山をⅦ回目のトレッキング。今回も天候で津軽か
      南部かの判断をギリギリ。その為、どちらでもいい拠点で仮眠。結局は
      津軽の久渡寺山を花の探索トレッキング場に決定。縦走花トレッキング
      動画:Instagram 頂上 
 花街道 ➡  

      1. アオダモ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ライオン岩で鑑賞樹木花
      2. ムラサキヤシオ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥落岩山で鑑賞した樹木花
      3. 浅虫温泉はだか湯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥トレッキング後の仕舞湯

        記録:🗻663m 4:38H(休28分) 7.4㎞ 681ⅿ683m ⛅
        時間: 開始9:32~終了14:11  登山ペース = 標準・90ー110%     
        経路: 久渡寺山(663m) ~ 岩落山(573m) ~ ライオン岩(350m)  

      感動:天候が程よく保たれて、楽しい山行となった。春の山野草は23
         ほど鑑賞できた。今年初めて太陽の道尾根道を縦走ライオン岩に。

      鑑賞今日のトレッキングで鑑賞した花✿✿✿の中で、過去に鑑賞済みの花
                             (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの掲載記録参照)
                ①アオキイカリソウ ・エンゴサク   ・ エンレイソウ   ⑤オオカメノキ 
                  ・カタクリキクザ・キイチゲキケマン  ・ キ ブ シクルマバソウ 
                 ・サンカヨウシラネアオイ  ・スミレの花  ・タニウツギ  ⑮チゴユリ 
                 ・ニリンソウ  ・ヒトリシズカマムシグサミズバショウミヤマシキミ
                 ・ユキザサ
 
      
      参照#① 山岳/溪谷トレッキング2024 高山植物/山野草ベスト 選集

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