神々の国山陰の中枢部、日いずる国の神々が集まる出雲大社。祀神の「大
国主大神」は「大黒さま」とも呼ばれ寧ろこの方が馴染み深い。日本海を背
に、境内一帯神域独特な空気が漲っている。日本の神々の集う神話の里。
社格:出雲国一宮、官幣大社 祭神:大国主大神 建築様式:大社造
解説:日本中の神々が集まる(神無月)場所の日本の強力パワー・スポット。
参照#日本列島 myパワー・スポット 紀行
Memoir:三島大社(静岡県三島市) 2019.5.24
静岡県沼津市に海鮮料理を食べたく立ち寄った際に隣町にある三島神社参拝。
この神社は全国の三島神社のルーツ的社格・祭神で東海道の主要神社である。
源頼朝が平家打倒の旗揚げ時に、三島神社(当時)に戦勝祈願したとされる。
社格:官幣大社、主祭神:大山祇命(山の神)、積羽八重事代主神(福の神)
指定:北条政子奉納「梅蒔絵手箱」は国宝。
本殿(三間社流造)、幣殿、拝殿等は国重要文化財。
解説:三島とは伊豆諸島の島々、もしくは伊豆諸島を御島と表現した由縁説
文学:社殿の一角に、歌人若山牧水の歌碑が設置されている。牧水が三島を
詠んだ貴重な短歌とされる。1925年2月歌集「樹木とその葉」に収録
この歌は、牧水の住まい近くの沼津海岸から眺めて詠んだとされれる。
『 野末なる 三島の町の あげ花火 月夜の空に 散りて消ゆなり 』
参照#① 隣町沼津の「駿河にぎり」 ② 静岡県 温泉地 探訪紀行
memoir再掲:歴史とロマンの街のシンボリックな建築物が函館ハリストス正教会。
2024年弘前雪灯篭まつりの大雪像の題材となった。弘前と友好都市函館の街
動画:Instagram 閲覧にはインスタフォローが必要
弘前雪灯篭まつり大雪像プロジェクションマッピング
記録:日本ハリストス正教会、主の復活聖堂(国重要文化財)、日本の音風景百選(鐘)
参照#渡島半島 周辺 温泉探査紀行
(過去の記録:2014.01.18)
函館市電に揺られ、元町界隈に来た。歴史とロマン…たかだか200年の歴史の町
だが、函館に歴史とロマンを感じるのは何故なんだろう。それは函館が歴史の転機
の街だから。封建時代は函館戦争で終焉を迎えた。新天地を夢見た人びとの夢の街
:速報:岩木山神社参拝( 映像:200906.02 📷PENTAX K200D・レンズPENTAX18-55Ⅱ)
説明:岩木山神社社殿の上に三つの秀峰(鳥海山・岩木山・巌鬼山)が聳える絶景。
2024年、元旦早々能登半島地震が発生。新年のお参りは高森山赤祠ですませたが余りに
も災害規模が大きいことから筆者ゆかりの岩木山神社に加えて再度新年の安寧祈願した。
閲覧:2024年岩木山神社新年参拝はinstagram動画を公開中
(過去の記録:2016.9.30)
秋晴れの日に岩木神社を参る。何度か触れて来たが、ここが筆者のヒストリアスポット。
この境内で生まれ、小学校まで棲んでいた。この参道が生活道路だった。幼年期は夕刻、
参道を神社に向かって歩くと物の怪を感じたものであった。父がこの神社の神官だった。
父が亡くなり幾年月。月日の重みが参道、社殿に覗われ久し振りに、無心で参道を登る。
社格:国幣小社 祭神:顕国魂神、多都比姫神、宇賀能売神、大山祇神、坂上刈田麿命
指定:国重要文化財(本殿・拝殿・奥門・瑞垣・中門・楼門)
述懐:誰しも自分の生い立ちやルーツは気になるものだ。筆者も同様にこの年になり父
の影を追い更にその先を探ったが、残念ながら先祖はこの土地の人ではなかった。
京都から落ち延びた賢者だそうだ。先祖に与えられた社は今も黒石に残っている。
参照#① 祭礼の岩木山神社 ② 日本桜草(懐しの庭花) ③ 幼い湯
➃ 先祖が土着した黒石からの岩木山眺望(春来たる)
⑤ 岩木山山頂に鎮座する『岩木山神社奥宮』
⑥ 岩木山 山頂を制覇した筆者の雄姿(2022.06.21)
解説:岩木山は青森県最高峰の山で、鳥海火山帯(東日本火山帯)の本州最北の活火山。
山行速報:高森山 赤祠 参拝 【高森山 15 トレッキング 2024.01.06】
昨年11月以来、15回目の高森山。2024年最初の登山。昨年も1月3日に正月
登山を実施している。正月は近場の里山に、それも浅虫温泉という温泉場の
登山が絶好。今回も赤祠を開け正月飾りを確認し初詣。今年の登山安全祈願。
山感:この日は能登半島地震の五日後、改めて災害の怖さを体感し、安全な
日常を祈願する登山ともなった。山頂に小さな赤祠があり安全祈願拝
参照#高森山15 トレッキング 紀行
水分神社:東根山トレッキング 【奥羽山脈 紫波三山2023.10.07】
東根山登山道を進むと、やがて分岐道に行きあたる。健脚者向けの「猫の
背コース」を選び進むと水分神社に至る。登山道は右手に伸びる。山と信
仰は不可分、この水分神社も山が蓄える豊富な水源に起因するものだろう。
社格:式内社(旧村社) 祀神:水波能売命 氏子:300戸(紫波町小屋敷字新在家)
湧水:手水舎…だが、湧き水の汲み場として利用、東根山登山道にあるの
で水汲みには便利である。東根山は千m近い里山、ここで安全祈願
観察:この神社の下手(東根山裾野)に、里村の水田地帯が拡がっている。
参照#①お山の祠・お堂・神社 紀行 ②東根山トレッキング 紀行
獅子頭大権現 岩手山トレッキング 【十和田・八幡平国立公園2023.09.10】
いよいよ頂上が見えてきた。ここまで来れば岩手山制覇も可能範囲だ。相当
な覚悟で登ったのだか、意外と順調、これでは山友を先送りしなくても良か
ったかも。しかし、同じペースではないから、このまま一人登山と決め込む。
拝礼:岩手山では一合目石祠、豆腐岩を経て。七合目獅子頭石祠に辿り着く、
さらにお鉢奥宮、頂上薬師岳石祠がある。今回は登頂を果たしていな
いので、本ブログでは獅子頭大権現石祠を岩手山石祠とし、拝礼登録。
参照#①岩手山 トレッキング 紀行
②山岳/渓谷山行紀行 2023
③お山の祠 紀行集(山岳紀行)
月山大権現 月山(下北半島)トレッキング 完 【六ケ所村 泊 2023.5.28】
綺麗に手入れされた登山道を、要所要所にある「さざれ岩」の祠を参りながら
月山の頂きに辿り着いた。月山大権現の祠と三角点が有るだけの到達点で眺望
は効かない。しかし、途中の登山道は高山並みの森林限界モドキと振り返れば
眼下に太平洋が迫り、西方にむつ湾が望める景観は十分楽しませてくれる里山。
参照#①お山の祠 紀行集 ②月山(下北半島)トレッキング 紀行
烏帽子神社 【烏帽子岳Ⅱ トレッキング 2023.05.07】
烏帽子岳登山道の山頂近くで祠跡地を発見した。一回目の登山では気が
付かなかった。今回は、この祠跡に手を合わせて、移築された本殿にも
山行の安全を祈願した。これで、青森県内の山頂に祠・神社を八つ確認。
⇧ 社殿祭壇 ⇧ 旧社殿跡
社格:山祠 祭神:山の神 御神体:山の神木像
山感:烏帽子岳も上北地域にあっては、むつ湾野辺地港を中心に鳥瞰的
眺望の重要な地点、電波塔が林立しているのもそれを裏付けてる。
参照#① お山の祠・神社 紀行集 ② 八座山神詣・一筆書き山行
③ 烏帽子岳 Ⅱ トレッキング紀行
大島弁天祠(夏泊半島大島) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.04.02】
夏泊半島の突端、干潮時は陸続きとなるが通常は海の上の大島の断崖に弁財天は祀
られていた。水の神様、音楽の女神、技芸文芸など、才能の女神とされる。祠の中
には艶やかな弁天像が鎮座していた。ここまでは海の上を橋で渡り、たどり着ける。
景観:弁天祠の背後には、津軽半島・むつ湾・北海道・下北半島が望める絶景空間。
青森県にある三つだけの津軽・下北・夏泊半島がこの地で見つめ合う神聖域。
参照 #① 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行 ② お山の祠 紀行集
映像:登頂で筆者が、最も霊験あらたかな体験をした駒形神社(秋田駒ヶ岳)
お山は其の地方地方で信仰対象になっているか、修行、下界監視の拠点
となって居るのが殆どである。地上から眺める高山に畏敬の念を懐くの
はごく自然な事。又地域を鳥瞰できる里山は重要な情報収集・発信の場。
(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
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- 白神大権現・世界遺産白神山地白神岳 ‥標高1235m:深浦町
- 岩木山神社奥宮・岩木山 ・‥‥‥‥‥‥・標高1625m:弘前市
- 山神様祠・久渡寺山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 633m:弘前市
- 阿闍羅山大権現・阿闍羅山 ‥‥‥‥‥‥標高 709m:大鰐町
- 松倉神社・梵珠山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 468m:青森市
- 梵珠七観音・梵珠山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 469m:青森市
- 高森山神社赤祠・高森山 ‥‥‥‥‥‥‥標高 386m:青森市
- 赤倉岳祠・八甲田山 赤倉岳‥‥‥‥‥‥標高1548m:青森市
- 酸ヶ湯薬師堂・八甲田山 大岳‥‥‥‥‥標高1585㎡:青森市
- 八甲田神社奥宮・八甲田山 大岳‥‥‥‥標高1585m:青森市
- 八甲田山神社奥院・八甲田山 高田大岳‥標高1559m:十和田
- 大島弁財天祠・夏泊半島大島 ‥‥‥‥‥標高 73m:平内町
- 兵主神社・恐山山地 釜臥山‥‥‥‥‥‥標高 878m:むつ市
- 嶽大明神奥之院・恐山山地 釜臥山‥‥‥標高 878m:むつ市
- 一休地蔵・恐山山地 大尽山‥‥‥‥‥‥標高 828m:むつ市
- 五頭龍神祠・下北半島 月山‥‥‥‥‥‥標準 419m:六ケ所
- 月山大権現・下北半島 月山‥‥‥‥‥‥標高 419m:六ケ所
- 烏帽子神社・烏帽子岳 ‥‥‥‥‥‥‥‥標高 719m:野辺地
- 名久井岳大権現・名久井岳 ‥‥‥‥‥‥標高 615m:南部町
- 月山神社奥之院・名久井岳(月山) ‥‥標高 530m:三戸町
- 嶽大明神・階上岳 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 740m:階上町
- 岳龍神水・階上岳 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 740m:階上町
- 田代山神社・田代岳 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高1178m:秋田県
- 権現の岩屋・七座山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 287m:秋田県
- 森吉神社・森吉山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高1454m:秋田県
- 駒形神社・秋田駒ヶ岳 男岳‥‥‥‥‥‥標高1623m:秋田県
- 獅子頭大権現・七時雨山 南峰‥‥‥‥‥標高1063m:岩手県
- 姫神大権現・姫神山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高1123ⅿ:岩手県
- 獅子頭大権現石祠・岩手山 ‥‥‥‥‥‥標高2023m:岩手県
- 水分神社・東根山 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥標高 928m:岩手県
- 早池峰神社奥社・早池峰山 ‥‥‥‥‥‥標高1917m:岩手県
- 刈田嶺神社奥宮・蔵王連峰 刈田岳‥‥‥標高1758m:宮城県
- 普賢岳神社(仮拝殿)・雲仙 普賢岳‥‥標高1065m:長崎県
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国宝指定確認再掲:霧島神宮(鹿児島県 霧島市 霧島連峰山麓 2023.02.09)
令和4年2月9日付官報で正式に国宝に指定された。この事を一年後の今日
確認。本殿・幣殿・拝殿、全体が高低差があり、躍動感あふれた建屋だった。
17年前端正な社殿に感動して撮影した記憶が鮮やかに蘇る。寺社巡り万歳。
記録:社殿が国宝指定されている神社は全国で30社しかない。そのなかで
筆者が拝観・参拝した神社は以下の通り。
①大崎八幡宮 ②出羽三山神社・五重塔 ③日光東照宮 ④北野天満宮
⑤春日大社 ⑥出雲大社 ⑦霧島神宮
(過去の記録:2006.11.03)
霧島神宮は鹿児島湾を見下ろせる山中に厳かにある。日本人初の新婚旅行を
したとされる坂本竜馬の訪問で有名。神社そのものも九州地方に有って名社。
竜馬は新妻と京都での刀傷を癒しに妙現・霧島界隈の温泉に投宿。夫婦二人
とも拳銃を所持したという。この神宮で日本の黎明に深く思いを馳せ、参拝。
社格:官幣大社 主祭神:天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギ)
神体:高千穂峰 (霧島山)
創建:欽明元年創建とされるが、高千穂峰火口付近の為、数度火災消失して、
島津吉貴公の奉納により現在地、現在社殿が建築された。霧島山信仰。
類似:山を信仰の対象とし藩政時代の名君の奉納といい、本州北端の岩木山
神社(重要文化財、岩木山信仰、藩政時代名君奉納)に類似する点あり。
参照#岩木山神社 ( 青森県弘前市 )
Memoir:白神大権現 祠 【世界自然遺産トレッキング 2021.09.04】
映像:白神大権現(by公式HP)後方の海は日本海。世界自然遺産は海も。
願掛登山第三弾。思い出の白神岳祠。今回は過去に参拝した白神岳に願掛
けしたい。何故なら、トレッキング当時、祠をお参りしたが、記録化して
いなかったからだ。昨年白神岳に一泊泊まりの県内大遠征の登山であった。
山感:世界自然遺産白神山地核心地域の主峰「白神岳」を制覇し、その山頂
白神大権現登拝。丁度地元の里社関係の人々が「お山参詣」の行事を
していた輪に入り有難いお神酒までいただいた。この時間をもっと
大事にしていれば良かった。今回改めて思い起し山友の回復を祈願。
再訪:登山当時、山小屋(トイレ)の改修工事中だった。それも完成した
ので、県外遠征の合間に、県内遠征先として来春は思い出登山計画。
参照#①お山の祠 紀行集 ②世界遺産白神岳トレッキング 紀行2021
嶽大明神 参拝:階上岳 Ⅻ トレッキング 完 【階上町 2022.11.05】
階上岳登頂のクライマックスは嶽大明神への願掛け参拝。未だ登山の
形を成していない三年前、自分を励まして臨んだのが階上岳であった。
あれから三年、登山動機はコロナ撲滅祈願の願掛けだったが・・・・参拝。
参照#階上岳 Ⅻ トレッキング 紀行
拝礼速報:松倉神社(馬頭観音) 【山岳トレッキング 梵珠山Ⅲ 2022.10.31】
願掛け登山第二弾梵珠山。松倉神社と西側登山口の梵珠大滝。松倉神社のご本尊は
馬頭観音。柔和な観音様と違い、怒りが全面に出ている憤怒の観音様だ。ともかく
この怒りを鎮めなければならない。それが山友の復帰につながればとの思いで拝礼。
自覚:一人登山は山行のスピードを速めるのだろうか?今まで、どこか依存構造が
あったのだろう。経路選び、⛰YAMAP、装備・時間管理・・・ 全て一人で行う、
誰にも頼れないので、勢いテキパキ早めに推移。梵珠山の山頂まで一時間弱。
つくづく山友の有難さを感じた一日。山友が復帰したら自分が率先する自覚。
社格:郷社(前田野目地区) 本尊:馬頭観音 祭神:大山祇神・大名持神・少名彦神
霊場:津軽三十三観音霊場25番札所(梵珠大滝登山口から三十三観音石仏設置)
参照#①お山の祠・神社 紀行集 ②梵珠山Ⅲトレッキング紀行