お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

プラジェン・スパ(韓国:ソウル市)

2008年06月01日 | 💚海外(東アジア)湯..

映像:ソウルの街角、地下2階にある温泉。受付は日本のスーパースパ同様。
   源泉掛け流しは難しいがソウルで汗を流すにはいい(旧ウリ硫黄温泉)

ソウルの夜は漢江に始まり、漢江に終わる。様々な橋が照明に鮮やかに浮び上がり、両岸
を走る車のヘッドライトが交差する中、最後の夜を温泉で過ごそうと『ウリ硫黄温泉』を
求めてタクシーを飛ばす。メーターが20000ウォンを示す頃漸くたどり着く。外国で味わう
のがなかなか目的地に着かない時、ヒョットしたらこのまま・・・という一人旅故の恐怖
    
【DATA】硫黄泉 32.6℃ 地下1040メートル動力揚湯  源泉:ウリ硫黄温泉

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シンジョン館(韓国:温陽温泉)

2008年05月25日 | 💚海外(東アジア)湯..

韓国の温泉公衆浴場、地域の人々の専用湯。小生のような外国人だって歓迎。観光客は
大きくて小奇麗なホテルの大浴場で満足するのだろうが、小さな地域の湯、日本の共同
浴場的な温泉で源泉を味わえた。偶然とはいえ共同浴場を愛する小生には至福の一瞬だ。

【DATA】単純温泉 41.5℃(肌計測) PH8.5(肌計測) 源泉:온양온천(温陽温泉)

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温陽温泉(韓国:牙山市温泉洞)

2008年05月20日 | 💚海外(東アジア)湯..

映像:温陽温泉駅から街を望む。この左手を直進するとやがて温泉街。

ソウルから高速バスで1時間40分もかかったろうか、多少スピードオーバー気味で
厳しい運転であったが旅は快適だった。いよいよ今回の目玉、温陽(オニャン)温泉
に着いた。バスターミナルから更に韓国鉄道公社温陽温泉駅に移動。

温陽温泉(온양온천) :忠清南道牙山市温泉洞にある温泉。古い温泉として知られる。
李朝時代、世宗大王を始め歴代の王が保養や治療の為に訪れた、由緒ある温泉地。
百済時代から約1300年の歴史がある。日本統治時代には多くの温泉施設が日本式。

泉質:ラジウム泉(放射能泉)

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川湯温泉(台湾:台北市行義路)

2006年12月24日 | 💚海外(東アジア)湯..

行義路三駅でバス降車。渓谷の一番奥地。日本の演歌が流れ、和食がメニュー。台湾の
温泉地は料理付きだ。温泉だけ味わうという事は出来ない。郊外の温泉地一体誰が来る?
不安は的中した。400元(約1500円)を払っていざ入浴!あやしい若い衆が奥の大露天
風呂でダルそうに入浴していた。
  
イヤ~な雰囲気。入浴して気が付いた、刺青だ!かなり具合が悪い。約1名がジーとこ
ちらを観察、これは逃げるが勝ち。湯に浸かりすぐ上がる。日本ならまだしも、外国で
裸で宿には帰れない。慌てて写真も取れない。料理も言葉も分からず面倒くさいからつ
いお寿司といい、生ものを口にしてしまった・・・一人旅、十分用心しなければいけない。

【DATA】硫黄泉、43℃(湯口肌計測)PH2. 5 源泉:紗帽山温泉

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地熱谷(台湾:北投温泉)

2006年12月24日 | 💚海外(東アジア)湯..

瀧乃湯で温まり、汗を冷ますには歩くしかない。温泉街を登りきり噴気地帯へ抜ける。
今日は平日なので人影もまばら、名湯温泉地の要件にも入るのが『地獄』北投温泉も
例外なく地獄があった。アジアでも一級の温泉地であるのが一目瞭然。よく観ると
気地帯に足湯が整備されて居た。硫黄ガスが心配であるが市民の憩いの地なのだろう。

【DATA】青硫黄(酸性緑色硫黄泉類(現地表記)) 65~100℃ PH1.2~1.6 源泉:地熱谷

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瀧乃湯(台湾:北投温泉)

2006年12月23日 | 💚海外(東アジア)湯..

温泉博物館の道路向かいにある共同浴場、ついにあこがれの北投温泉に入湯。
正面番台に70元[凡2百50円]払って男湯に入る、全く日本の共同浴場と同じ。
中は床より低いところに湯船が二槽あり奥の浴槽に源泉が引き込まれていた

浴槽と対峙して脱衣場があり浴槽から見える。これがポイントだ。見知らぬ
処では荷物から目が離せない、まして海外では。お湯は適度に熱くマッタリ
し幽かな硫黄臭、本物の温泉。日本の多くの名湯の条件それが備わっている。

【DATA】青黄泉(台湾表示)酸性緑礬泉(含ラジウム)PH1.2  42.5℃(注口肌計測) 源泉:地熱谷

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温泉博物館大浴場(台湾:北投温泉)

2006年12月22日 | 💚海外(東アジア)湯..

温泉博物館内にある大浴場。それは不思議な形状の浴場だ!だんだん深くなっていくさま
はプールの様だ。今はお湯は張られていない。この浴場を見ると当時の日本政府の思い
が伝わってくる。多分これは混浴ではない。男子のみの浴場だ。男尊女卑の遺物。(台湾)
(  日本統治時代の入浴風景:by 温泉博物館展示フォト)

【Data】青黄泉(台湾表示)酸性緑礬泉(含ラジウム) PH1.2  42.5℃(注口肌計測) 源泉:地熱谷

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楊貴妃の湯殿(中国:華清池驪山温泉)

2006年04月22日 | 💚海外(東アジア)湯..

映像:中国絶世の美女、楊貴妃が湯浴みしたという湯殿 西安華清池驪山温泉

今から10年前、公務で中国を訪れる事があった。当時は小生もそんなに温泉に
熱意を持っていなかった。しかし温泉好きには違いなかった。運命は突然ある
啓示をする。西安で出逢ったのが彼の有名な楊貴妃の愛用した蓮花湯湯殿だっ
た。世紀の美女楊貴妃が湯浴みした湯壷を見て感動したのはつい昨日のようだ。

【Data】:単純放射泉 42.75℃  Ph7.6   源泉:驪山温泉(源泉4箇所)

文学:白楽天は、漢詩 「長恨歌」の中で、楊貴妃の湯浴みの光景を吟じている。
   『春寒賜浴華清池、温泉水滑洗凝脂 侍兒扶起嬌無力、始是新承恩澤時
    春まだ寒い頃、華清池の温泉を賜わり、お湯は滑らかに白い肌を洗う。
    侍女が助け起こす程なよやかで力ない妃、皇帝はこの様な貴妃を寵愛。

   玄宗皇帝61歳、楊貴妃28歳。禁断の愛欲はこの後、大国唐を滅ぼした

歴史:今から1,200年前実際に浴場が残され多くの文人、著名人の足跡が確認
   される『温泉郷』とはこの地が元祖?楊貴妃は亡国の罪で首吊の刑とな
   ったとの事だが難を逃れ山口県油谷町で余生を過ごしたとの伝説もある。
   油谷町には楊貴妃像や墓があり、楊貴妃の海棠湯を再現する施設もある。

参照同じく西安の奇跡の遺跡「兵馬俑」での筆者

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