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20240518 大人の社会科見学 vol.55@東京みなと祭

大人の社会科見学に向かうのは、
何年ぶりでしょうかね。
前回は、コロナ禍直前の
2020年1月だったようです。

夏先取りの気温の今日は、
東京お台場の
東京国際クルーズターミナルで、
今日明日で行われる『東京みなと祭』に
行ってきました。

目的は、護衛艦と海保の測量船の一般公開。

昔、同じ『東京みなと祭』に
行ったことがあります。
この時は、晴海ふ頭だったんですが、
晴海ふ頭にあった晴海客船ターミナルが
閉鎖になり、お台場に
東京国際クルーズターミナルが出来たので、
場所が変わった様です。
晴海ふ頭公園はまだあるんですけどね。

さて、ここからは目的の護衛艦と
海保測量船の写真を撮ったので、そちらを。

護衛艦は、護衛艦隊第15護衛隊所属の
「おおよど」でした。



マストに信号旗が掲げられていたんですが、

なんでかいてあるんです??

例によって、主砲の付近には人だかり。
私は、なんどか見たことがあるのでスルー。

「おおよど」の艦首方向、
対面に停泊している
海上保安庁の測量船「拓洋」の姿。

実は、「拓洋」の方が「おおよど」よりも、
排水量が大きいそうです。

舷側を通って、艦尾方向へ。

こちらにも武装があります。

CIWSを使う事態になったらオシマイ
という話を聞いたことがあるんですが、
実際はどうなんでしょうね?
まぁ、すぐそこまで敵弾が来ているのは
間違いないですが。
CIWSの奥、艦首方向に
ハープーンも見えます。

艦を下りて、後方の光景


これは、東京国際クルーズターミナルの
デッキから見た「おおよど」


次は、測量船「拓洋」


「おおよど」は、艦内には民間人を入れず、
甲板を歩かせるのみだったので、
特に待ち行列は発生していませんでしたが、
「拓洋」では待ち行列。
ちょっと待ってから乗船です。

乗船してみると、「拓洋」では、
中に民間人を入れていて、
船内が混雑するんで、
待ち行列ができたようです。

そういやぁ、護衛艦には舷側に
露天の通路がありましたが、
こちらの測量船には、
そのようなものは無いようです。
なので、仕方ないのかも。

これは「拓洋」に掲げられていた信号旗

だから、なんて書いてあるんです??

船内を通って、船尾を経由して、
船橋の方に上っていきます。

これは、その途中の甲板にあった3Dの
日本近海海底地形図。

赤青のメガネを借りて見てみると、
ちゃんと3Dでした。

船橋の見張り場所にあった双眼鏡です。

良く見えます。
NIKON製です。

で、船橋内が混んでいるんですよ。
ここが、乗船待ち行列の発生元です。

操舵の卓の目の前にあったのが、
風向・風速計。

それを見ながら操船するんですね。

そしてその並びにあったのがレーダー。


確か、レーダーとは逆にあったのが、
電子海図。

でもね、電子海図はあるんですが、
船橋の後方には、
普通の紙の海図もちゃんとありました。
電子機器が使えなくなって、
海図も使えないのでは困りますからね。

そして、これらは、船橋の後方の壁に
設置されている各種の制御盤。

浸水警報盤

直ぐ横には火災報知器

船灯表示盤・灯火管制盤

これは、細かいですね。
一つ一つある様です。

これは、無線機の付近にあった、
テレビ・ラジオの周波数一覧表。

九州・沖縄方面の放送局なんですが、
通常はそちらに配備?

こちらは、「拓洋」ブリッジからの
「おおよど」


船橋は狭いので、ホウホウのていで脱出。
船内を徘徊ですw

こちらは調理室

学校の給食調理室みたいですね。

こちらは第1公室

第1という事は、第2もあるの?
調理室の隣にあって、横を見ると、
繋がっている様でした。

その公室の向かい側の辺りにあるのが、
第11主任室。

標準的な部屋だそうです。

「拓洋」は、乗組員・観測員含め、
61名だそうなのですが、
61人分の個室があるのでしょうか?
そんなに大きい船には見えないけどな。
「拓洋」の次の世代の測量船「昭洋」には、
全員分の個室があるそうですが、
「昭洋」は37人乗りなのだそうです。
排水量は「拓洋」の方が
小さいんですけどね。

主任室の並びには、第1浴室と第2浴室。

浴室が並んでいます。
ドアの上にランプがあるんですが、
多分これは、入浴の可・不可を示すのでは
無いでしょうかね。

「拓洋」の見学も終盤。

観測準備室?には、観測機器がありました。

こちらはROV

小型です。

そしてこちらは、
無人探査機(AUV)「ごんどう」

ゴンドウイルカから名付けたそうですが、
ゴンドウイルカそのものが、
このくらいの大きさだそうです。
ちょっと太めの魚雷ですかね。

外に出ると、煙突の横にASV?


これで「拓洋」は終了。
やっぱり船橋見学の混雑は大変なようで、
途中、乗船制限をかけていました。
待ち行列には並んだものの、
制限されなくて良かったです。

ちなみに、
この「拓洋」1983年8月31日竣工で、
船齢は40年を経過しています。
中をみて見ると、老朽化していましたね。
という事で、代船の建造が
計画されている様です。

こちらは、東京国際クルーズターミナルの
デッキから見た「拓洋」


さて、今回の一般公開で、
海上保安庁と海上自衛隊の違いが
良くわかるものがひとつありました。
浮き輪です。
こちらは「おおよど」

こちらは「拓洋」

だから何だという事では無いですが、
細かいところまで徹底してキレイ
にしてあるのが海上自衛隊で、
そこまで気にしている様では無いのが
海上保安庁の方と言っていいでしょうか。

あ、おまけです。

自衛隊の展示がある時には、
展示地域を管轄する自衛隊地方協力本部も
出てきているのですが、その時は、
陸海空そろうんですよね。

という事で、東京地本のマスコット、
トウチ君が来ていました。

東京都の鳥「ゆりかもめ」が
モチーフだそうです。
さくらちゃんというもう一人のマスコットもいるらしいのですが、そちらは見かけませんでした。

東京国際クルーズターミナルの中も
少し見学。
東京税関とか、植物検疫所、動物検疫所、
警視庁東京湾岸署、東京消防庁深川消防署、
そのほか、クルーズ会社とか、
いろんな展示がありました。

面白かったです。

ビックリしたのが、こんなものがあった事。


レガシーですかね??

いやぁ、天気が良くて良かったですが、
暑かったです。
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