ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

ついに緩和ケア病棟に入院しました

2024-06-05 09:03:16 | 食道がん

 今、私は市立病院の緩和ケア病棟に入院しています。

 新たに週1回通院することになった市立病院ですが、通院2回目の先週、受けた検査結果が驚くべき異常値を示していたので即入院となった次第。

 その驚くべき検査結果とは、AST 561 U/L、ALT >878 U/L、ALP 1045 U/L、
LD 329 U/L、γ‐GT 1047 U/L、総Bil 6.9 mg/dL、直接Bil 4.6 mg/dLと、肝胆道系が軒並み異常値だったのです。

 急遽、X線CTとMRI-CTを追加で検査したのですが、これらを総合した結果、おそらく膵頭部総胆管の十二指腸出口付近のリンパ節が肥大して胆汁排泄を阻害しているのでは(?)というものでした。

 これで、2週間ほど前から続いている白い大便や茶色の尿、1週間ほど前から時々ある食後のもたれ感・ムカムカ感の原因が何だったのか腑に落ちました。

 恐るべし食道がん、こんな意外な遠隔地のリンパ節にも転移しているよう
なのです。

 今、鏡に映っている私の顔は黄疸特有の少しどす黒い黄色です。愈々、最期のお迎えまでの秒読みが始まったのでしょうか? 全身にかゆみが出るも黄疸特有の症状だそうですが、まだ出ていません。

 さて、この閉塞した総胆管への対処法ですが、内視鏡的胆管ドレナージ(ERBD)か.経皮経肝ドレナージ(PTCD)の二つがあるそうで、私の場合は前者を本日やってもらえることに。

 内視鏡を担当する医師が豊富な経験の持ち主のようなので必ずや、晴れて黄疸が解消されるだろうと期待しています。
 以上、取り急ぎご報告まで。今回も、辛気臭い話で恐縮でした。

 

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やはり “餅は餅屋” がいい

2024-05-29 06:59:26 | 食道がん

 愈々、“余命半年” の期限が迫り、このところもう一つ冴えない日々を過ごし
ている私です。
原因は、風邪で体調を崩したことと、痰の絡んだ咳が長引いたりしていることなど
です。

 ついつい、「ひょっとしたらこれは、肺に転移しているがんの所為かも・・・」
などと、よからぬ考えに陥ったりもしています。

 こんなふうに何とも埒のあかないときは専門家に相談するのが一番。
二月に患者登録していた市立病院の緩和ケア専門医のコンサルを受けてみました。

 さすが、終末期のがん患者を専門に診ている医師です。お陰で、多くの疑問が
氷解しました。

 先ず、がんの終末期というのは一般的に最後の1ヵ月ぐらいが大変で、
症状の激変をみるのが普通だそうです。
それまではピンピンしていたのに、まるで堰を切ったかのように一気に悪化し
衰弱する症例が多いというのです。

 食道がんのリンパ節転移のため既に反回神経麻痺症状の出ている私ですが、
嚥下障害も出始めているらしく特に、次の症状が出てきたら黄信号、
即時入院を考えるべきと言われました。

 ● 37 ℃代の発熱が続いた場合(多分、誤嚥性肺炎を懸念してのこと)
 ● 喉の痛みで食事ができなくなったとき(リンパ節転移の増大を想定?)
 ● 体力的に “しんどく” なったり、足に浮腫みが出てきたとき

 他に、食欲がなくなって体重の減少をみたりもするそうですが、
そう言われてみると最近、胃がもたれてムカムカするような?
見事、当たっているのかもしれません。

 さすが、“餅は餅屋” です。今後は週に1度、外来を受診して経過を観察して
もらい、適切な入院時期を助言してもらうことになりました。

 

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風邪で体調を崩した

2024-05-22 07:58:09 | 食道がん

 風邪をひいてすっかり体調を崩してしまいました。症状は、寒む気と微熱感、それから咳でした。

 平熱が35 ℃代なのに一時37.0 ℃まで上がりました。痰の絡む嫌な咳も問題で、痰が切れるまでゼロゼロゲッホゲッホと咳き込むことがシバシバ。こもった咳が胸の奥から突き上げてくるようで往生しています。

 新型コロナを覚悟し、近くのクリニックで抗原検査を受けた結果、幸い陰性でした。今は平熱に戻りひとまずホッとしていますが、咳は10日経ってもまだ続いています。

 私の場合、リンパ節転移による反回神経麻痺が進んでいるらしく、声が上ずってかすれているのがはっきりわかりますし、喉自体もむせやすく過敏になっています。当然ですが、いつ何時、誤嚥性肺炎になってもおかしくありません。

 ところで、ささいなことから体調を崩し、そのまま逝ってしまった事例は少なくありません。

 土曜朝のMBSラジオ “しあわせの五七五” で川柳師範だった近藤勝重氏が五月10日肺炎(膿胸)で急逝されたそうです。三月に自宅で転倒して療養に入ったことがきっかけだったような?

 そんな話を聞くにつれ、 “まさか?!” とは思うのですが、次は我が身の番かと嫌な気分にさせられている私です。

 単なる風邪でもしつこく続く咳が定番の私の風邪。つい、よからぬ考えに囚われてしまっています。

 

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決して油断させてくれない人生

2024-05-15 09:04:09 | 老化現象

 先日のこと、鍵穴に差し込んだ鍵が抜けなくて焦ってしまいました。

 鍵穴から鍵を抜くときは、施錠するにせよ開錠するにせよ、
一旦、差し込んだときの位置(ニュートラル?)に戻さなければ抜けません。
そんな簡単なことが頭からスッポリ抜け落ちていました。

 しばらくガチャガチャやってどうにか鍵が抜けたので心底ホッとしたのですが、
同時に何か冷たいものが背筋をよぎりました。

 鍵の開錠・施錠などは記憶を介さず無意識で行える習慣的自動行動です。
その習慣的自動行動さえ度忘れ(?)してできなくなるとは・・・。
これがもしやMCI(軽度認知障害)ではと思ってゾ~ッとしたわけです。

 ところで、食道がんになってみて初めてわかったことがあります。
“がん” というのは、あながち悲観的で悪いことばかりではないということです。

 “がん” なら死ぬまでは一定の時間的猶予が与えられるので、何十年ぶりかに
旧友に再会できることもあれば、熟慮を重ねて遺言をしたためることもできます。

 つまり、やろうと思いさえすれば終活に励める時間が十分にあるのです。
ところが、ピンピンコロリと急逝でもしたらこうはいきません。

 かつて私の父親は、「ここはどこ? 私はだれ?」状態の酷い認知症でした。
ですから、“がん” になる前の私が最も恐れていたのは私自身が認知症になること。
そして、最も望んでいたのはボケが進行する前に死ねたらいいということでした。

 そんなふうに思っていた私に “余命半年” の宣告が下りました。
「シメシメ、これで認知症から免れる!」と、“がん” に対する悲観的考えを
半ば改め始めていたのです。

 今回の “鍵穴事件” は、そんな矢先に水を差した出来事でした。
どうやら私の人生、生きている間は決して油断などさせてくれない人生のようです。

 

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所轄の部署交代で還付金の振り込みに遅滞が

2024-05-08 07:54:43 | 随筆

 e-taxで確定申告をなさった方、結構多いと思います。
もう、還付金は振り込まれてきましたか?

 私自身も二月初旬にe-taxで申告したのですが、三月になってもなかなか還付金の
振り込みがなくて不思議に思っていました。

 シビレを切らしてe-taxのメッセージボックスを見ても『受付完了』と、申告を
受領したという表示のみ。あまりに遅いので所轄の税務署に問い合わせてみたのが
四月になってからでした。

 そのときの税務署員曰く、

「今年から大阪国税局業務センター阪神分室に担当が代わったので、
 そちらに問い合わせてください。・・・」と、先ずタライ回しの洗礼でした。

 加えて、教えてくれた電話番号に間違いがあったというオチもあったのですが、
何とか繋がった業務センター担当官曰く。

「医療機関に支払った医療費の明細がないんで、保留にしていたんです。」

「明細って、受診日ごとに医療費を入力していないっていう意味ですか?
 入力画面に日付を入力する欄がなかったのが問題で、1年間に支払った医療費を
 医療機関ごとにExcelで合算して入力したまでなんですが・・・。
 所轄の税務所では今まで、これを問題視されたことなかったんですよ。」と私。

 昨年までは、それで何ら問題なく審査を通ってきたと力説しました。

 結局、私の主張が通り、還付金が振り込まれることになったのですが、私からの問い合わせがなかったら還付金はどうなっていたのでしょう?

 まさか、問い合わせがないことをいいことに、そのまま国庫に没収・・・?
業務センターと言ったら審査・還付業務が専門のハズなのに、所轄が代わったら
その業務にこれほどの差が生じるなんて・・・と、新たな疑問も。

 担当官が未熟なのか、業務の標準化がなっていないのか?
いずれにせよ、お役所仕事特有のサービス精神の欠如を実感した次第でした。 

 

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